増永様新聞広告紙面-1




8月12日



企業経営(マネジメント)には効率的な組織改革は欠かす事ができません。

マンション管理がマンション・マネジメントである事は既に口が酸っぱくなるほど説明しています。
しかしながら、行政やマンション学会の一部学者が日本のマンション管理を適正に行うには現行の方式では駄目だろうと思い至った要因は、偏に区分所有法や管理規約偏重型の管理組合運営を推進した結果です。

輪番制理事制度を推進したのは国交省や(公財)マンション管理センターであり、議員立法と言いながら実態はマンション管理適正化法が管理会社よりの法体系になったのは国交省官僚であるのは周知の事実です。
★「マンション管理のトリセツ 改訂版」参照

マンション・マネジメントの主役は管理組合員です。
それが役員を押し付けられたり(輪番制)、形式的な理事会運営や総会開催前に議案が可決されるシステムなら誰が真剣にマンション・マネジメントに取組みますか?

そこで発想の転換を図る事で管理組合の組織改革を行へばと思っています。
仮に100戸1棟、10階建てのマンションの例でシミュレーションを行います。
第1グループ:1F〜2F 1名の役員
第2グループ:3F〜4F 1名の役員
第3グループ:5F〜6F 1名の役員
第4グループ:7F〜8F 1名の役員
第5グループ:9F〜10F 1名の役員
全戸           1名の監事
これで5名の理事、1名の監事が選出されます。
無論立候補制で、できればマンション管理士等の理事長代行を導入し、時間(数か月間)を掛けて選択できるようにすれば良いと思います。