週刊東洋経済181208


5月7日

幻冬舎から拙著の売れ行きが良いとの連絡があり、調べてみると未だベストセラー(業界部門)に名を連ねていました。
そのお陰と言うか、全国の見も知らない方からの電話やメール相談も増え本当に忙しい毎日が続いています。
当NPOは非営利活動を行っていますが、その活動資金(無料診断や無料相談、各種セミナー等)は大規模修繕工事のコンサルタントやリプレース、理事長代行業務等の各種業務に対する管理組合からの報酬を充当しています。

しかしマンション管理の基本的な常識がない方からの相談は必要以上に時間を要し、他の相談者の迷惑になり、私たちの時間も奪いますので、電話相談の場合は手元にせめて管理規約を置いて訊いてください。
今日は管理規約の存在さえ知らない方からの管理組合運営の相談があり、一からの説明で疲労困憊状態になりました。

さて本論に戻ります。

管理組合を騒がせた1/5請求は、近鉄住宅管理の支援を得た旧役員グループが臨時総会を強行に開催しました。そうなると旧役員グループは総会開催要件である出席届(委任状、議決権行使書)の半数集めに奔走しなくてはなりません。
一方、新役員側は組合員に臨時総会が無効であるので安直に出席届を出さないようお願いに廻ります。
聞くところによると旧役員側だけでなく近鉄は管理員業務を放り出しっでも終日協力させたようです。

無論、総会開催当日も近鉄住宅管理の大阪南支店のスタッフも受付などの応援業務を行いました。

しかし結果は無残にも総会開催要件を満たす出席者(委任状、議決権行使書)が集まらず、流会になりました。
★旧役員側のチラシにはかなりの人数が出席したと書かれていましたが、事実は確認できていません。

さてこの後の顛末ですが近鉄住宅管理大阪南支店村田副支店長から「理事長に管理規約や管理委託契約書を読んでから電話してこい」なんて言っていないと・・・・同社顧問弁護士からの回答が送られてきたじゃありませんか?
「お前は子供か?」と私は村田氏(現在は名古屋支店長に栄転だそうです)怒鳴りつけたい思いです。


来週も続く。